CB77のレビュー・インプレ口コミ件数1件
- 更新日:
- 2022年07月03日
- CB77/HONDA
- 1967年式
比叡らいだぁさん
- 所有中
- 総合評価
走り | 4 | 積載性 | 3 |
---|---|---|---|
ルックス | 5 | とりまわし | 3 |
燃費 | 3 | メンテナンス性 | 2 |
長所
当時のホンダ・スーパースポーツの典型的なディザインで、どの角度から眺めても惚れ惚れします。
60年代前半のホンダのフラッグシップモデルであり、白バイの多くがこのバイクであったことからもわかるように、現在でも必要充分な動力性能を持っており、街乗りでもツーリングでも困りません。
また、ノーマルマフラーながら現在とは別次元の力強いサウンドを奏で、カミナリ族宜しく悦に入ることができます。
そして何よりも「CBはやっぱりメッキタンクじゃなきゃ。CBはやっぱり一文字ハンドルじゃなきゃ。CBはやっぱり4速じゃなきゃ。」というオールドCBファンの理想のバイクは、やはり72・77しかありません。
短所
最終型の特徴である大きなウインカー・テールランプであったため、ウインカーは72タイプのリプロ品に交換しましたが、益々テールランプの違和感がある感じです。
小生の77は360度クランクの[TYPE2]であり、トルクフルで乗りやすく、音もこちらが好きなのですが、やはり走り屋御用達の180度クランクの[TYPE1]に憧れないかというと嘘になります。
購入動機
CB93を手放して、CB72を入手するつもりでしたが、72を探し続けている内に、77最終型の出物があり、軽2輪の72より希少と思い、迷わず入手しました。
アドバイス
幼き頃に見た、カミナリ様の72の姿が忘れられず、高校時代に念願かなってCBM72を手に入れたことが昨日のようです。その当時ですら完全に旧車の類であり、「若者らしく、CB250RSでも乗れば良いのに」と言われましたが、本人は悦に入っておりました。
その後学生の分際でオートバイを何台ももつことが限界になり、手放しましたが、30年以上の年月を経て、もう一度入手できて幸せです。
リプロパーツが入手しやすく、旧車の中では維持しやすいのも魅力です。
車検証の車名が「ホンダ」ではなく「ドリームスーパースポーツ」なの伊達ではありません。
「ハイウエイを陽炎のように飛ぶ銀の矢!」60年代を駆け抜けたスーパースポーツは現在でもオーラを放ちます。